【Z世代が活躍できる場所づくり 】SDGs専門会社の挑戦

【Z世代が活躍できる場所づくり 】
SDGs専門会社の挑戦
私たちは面白い企業を取り上げ、魅力を発信しようとのことで、記事を掲載していきます。
記念すべき第1回目の企業は
TSUKURU株式会社の毛利さんにお話を伺ってきました!
東京に本社を構え、SDGsに深く関わる事業を展開されていて大変興味深い内容となっております。
大変ユニークな企業さんなので、ぜひ最後まで見ていってください!!
まず、TSUKURUさんの会社概要について教えてください!
弊社は「人と地球が 1,000 年続く仕組みをつくる」をミッションに、社員一人ひとりが自分で考え、アウトプット
を重ねています。
フルリモートで、学生から副業メンバーまで幅広く参画しており、「個の再興」(ひとりひとりが、自らの手でそれぞれのやりたいことを実現できる様)を体現するために、日々事業に取り組んでいます。
ここから毛利さんの意見を聞かせてください!会社の雰囲気はどんな感じですか?
ひとことで表すなら「自由」なところですかね。
あと所属しているメンバーの勤務形態や国際色の豊かさが挙げられるか と思います。
勤務形態においては、昨今のコロナウイルスの影響から全社でフルリモート制を取り入れています。
メンバーは、世界中(アメリカ、イギリス、ロシア、他)からも集まってきています。

あとは、学生などの立場関係なく会社の事業へ参加できる環境を整えています。
そのため成⻑意欲が高い人には早期社会進出のチャンスとなっており、普通のインターンよりも他の企業との関わりや事業に対する
知識がつきやすいと思います。
学生メンバーには、自分達のやりたいことを起点に主体的に動いてもらっています。
一方で残念ながらTSUKURUのカルチャーに合わない方に対して、
無理に引き止めることはなく、あくまで個々人の意志を尊重する組織です。
組織の中にあるカルチャーで最も特徴的なのは、「失敗を推奨すること」でしょうか。
これは、アウトプットが人の成長を最大化させるという考え方からきており、とにかく手を動かして失敗を重ねることが人を成長させる、
という価値観が社内で共通言語化されています。
会社として大切にしている言葉はなんですか?
私は、草莽崛起(そうもうくっき)という言葉は会社をよく表している言葉だと考えます。
これは代表が大切にしていることでもありますが、「志をもち、感謝を忘れず、行動し続ける」 と解釈をしています。
与えられたものに対してベストを尽くすことや環境、親、友人、自分に対して感謝を忘れずに行動し続けることが大事だと考えています。
続いて、貴社をひとことで表すなら なんですか?
「個の再興」ですね。
会社としてヒトやチームに委ねている部分が大きいので、「ひとりひとりが自分のやりたいこと」を実現できる姿、
社会を実現できるような仕組みが出来上がってきています。
具体的に申し上げると、TSUKURUには、共育 (きょういく)プログラムといって、副業メンバーと学生がバディーを組み、
学生のアウトプットに対して、副業メンバーがフィードバックするコーチャー制度が存在します。
学生だけのメリットではなく、副業メンバーも学生のアウトプットを通して、幅広い視点が取り入れられるなど、
共に育み、一緒に事業をつくり上げていこうという環境が整っています。
共育プログラムに関するnote記事はこちら
ここから毛利さんの意見を聞かせてください! 毛利さんにとって、貴社とはなんですか?
なかなか難しい質問ですね…(笑)
重なるようですが、「失敗できる場所」「失敗を肯定してくれる場所」という感じが個人的にはすごく心地がいいです。
失敗してはいけないではなく、失敗してからいかに学ぶか。
インターン生が社員の数より も多いので、コーチャー制度などを通して「みんなで頑張ってこうよ」と高め合える雰囲気があって良いなと
思っています。

毛利さんは何に魅力を感じて入社したんですか?
3点ありますね。
1つ目がフルリモート制度を取り入れていたことです。TSUKURUに参画した時にはアメリカにいたので、海外でも働けるという環境が整っていたことはとても魅力的でした。
2つ目が SDGs へのコミットメントです。以前から SDGs には個人的に取り組んでいたのですが、ビジネスとして取り組まないと大きなインパクトが埋めないと考えたんです。そんな中で見つけたのがTSUKURUでした。
3つ目が代表 辻さんの「新奇性」ですね。良い意味で代表は今までに見たことがないタイプの人間だと思いました。ビジネス的な仕組みの部分をのぞいて、お金に対して興味があまりないですね。 本気で人の成⻑に対して向き合ってくれる熱い男です。そんな辻さんと一緒に活動がしたいと思ったので参画を決めました。
毛利さんが一番やりがいを感じる時は?
一緒に時間を過ごした方々が、『この時間良かったな』と価値を感じて笑顔になってもらった時です。
弊社が運営しているコミュニティ「TSUKURU未来研究所」で行なっているSDGs議論メシというイベントや英語イベントの場面、サークル活動で一緒にいい時間を生むことができたと実感できた際にはとてもやりがいを感じます!
TSUKURU株式会社の学生メンバーが中心となって運営する『夢の実現に向けて本気で取り組むZ世代のオンラインサロン』です。
「やらされる就活」から抜け出し、自分のやりたいことを実現するための場所がコンセプトです。
毛利さんの今後の展望
私自身、海外の大学を卒業していることから、日本と海外をつなげることに貢献したいと考えています。
海外の大学へ留学する日本人は年々増加していますが、その中の割合に目を向けると、約11万人が海外に留学しているのに対し、
1年以上の期間を過ごした学生は1,800人弱ととても低い割合に留まっています(参考:JASSO 2019年度 日本人学生留学状況調査結果)。
今後、日本人として世界で戦っていくためには、世界で活躍できる人材が増える必要があると考えており、
この想いから、学生の留学支援や、英語で雑談ができる場づくりなどを通して、海外や英語にもっと慣れるための機会をつくっています。
TSUKURU さんのインターンについて聞かせてください!
弊社は社員の数よりもインターン生の方がむしろ多いという会社で、これまで20~30名の学生を輩出してきました。
自分の頭で考えて行動してもらう、とてもやりがい のあるインターンとなっていると思います。
学生の成⻑という面で見ると(個人のやる気や姿勢にはよりますが)、とても良い環境が整っていると思います。
学生が行う業務について教えてください!
基本的には自分の将来的にやりたいことに沿って業務を行なっていただきます。
例えば、食品メーカーに就職したいと考えている学生さんに対しては、
実際にそういったメーカーとコミュニケーションが取れる業務にアサインします。
また、まだやりたいことが見つかっていないという学生さんには、
コミュニティ事業に参加していただき、様々な方と多様なトピックに関するイベントを企画・運営することにより
視野を広げてもらえるような環境を作っています。

学生に向けてメッセージをください!
今の学生は情報に溢れているように思います。
そのため、将来の夢や自分の目標がなかなか言語化できずとか、不安に思っている人も多いと思います。
しかし、私は将来やりたいことが現時点でわからなくても別にいいと思っています。
そんな時に悩んで、歩みを止めるのではなく、自分の成⻑や視野が広がる経験を得るための選択をして欲しいなと思います。
「新卒ブランド」が重宝される今の就活ってすごくやらされ感があるように感じています。
そうでなく自分のやりたいことを起点に、それが実現できる学生が多く生まれる環境が必要だと思っています。
そうすれば、日本は世界でも勝負できると思うし、日本の幸福度もあがるのではないかなと思います。
TSUKURU 未来研究所では、学生が起業・就活(第一希望先への就職)・海外留学の3つの方向性に可能性を伸ばしていけるようなコミュニティにしていきたいと考えています。
起業については、代表の辻 がサントリーに10年弱(財務部、事業部)ですが勤務した後、
ベンチャー企業 を立ち上げたこれまでの起業ノウハウを提供できます。
就活については、面接やグループディスカッションのノウハウを自然と得られる環境があります。
また、TSUKURUの既存事業の中にある大小さまざまな企業との繋がりも共有できます。
弊社のインターンに参加した学生が増え、時も経ち、数々の企業に内定するといった実績が生まれ始めています。
現在は、業務提携先、関係性のある企業に学生を紹介するというスキームも強化しています。
進路については、外資系コンサルや商社、官公庁、海外の大学・大学院など、多岐にわたってきております。
多様性のある環境で、多様性ある人材が共に時間を過ごす環境で思い切り、自らの成長機会として生かしてもらえるといいのかなと思っています。
海外留学については、私やその他海外経験のあるメンバー、TSUKURUで機会を得て、海外大学院に行くことになったメンバーから培ったノウハウの提供ができます。
実際にTSUKURUメンバーが海外大学に留学するなど実績は増えています。
ぜひ、興味がある学生さんがいらっしゃるならば、私個人の Twitter や Facebook、または弊社のnoteアカウントにお気軽に連絡をいただければ大変嬉しく思います。
【就職先実績(公開可能範囲)】
・外資系:McKinsey&Company、PwC Strategy&、Arthur D Little
・内資系:住商アグロインターナショナル、TSUKURU、TisTa
・官公庁:大阪府
【海外の大学・院】
The University of Edinburgh、Durham University、
New York University、SUNY Stony Brook、SUNY Plattsburgh、
University of Sussex(※来春に在籍校卒業の為、条件付き合格) ほか
【毛利さんのSNSアカウント】
Twitter:https://twitter.com/Kenny_Ethical
Facebook:https://www.facebook.com/kentaro.mori.3745/
note:https://note.com/tsukuru_media/
【みらけん=TSUKURU未来研究所へのリンク】
最後にTSUKURU株式会社さんの今後のビジョンを教えてください!
「人と地球が 1,000 年続く仕組みをつくる」というミッションをもとに、持続可能な社会の実現を目指しています。
人と人との繋がりを一番大切にし、若い学生が活躍できる 未来を実現するために、事業として若者の成⻑を促す環境の整備を行なっていくことが
今後の展望となります。
これをお読みいただいた皆さまと ムリなく、愉しく、世の中に貢献する事業開発を切磋琢磨出来たら嬉しいなと一同考えております。
興味をお持ち頂けましたら、お気軽にご連絡ください。TSUKURUでお会いしましょう。

TSUKURU株式会社の詳細情報はこちら
会社名:TSUKURU株式会社
代表取締役:辻 吉彦
設立年度:2013年
資本金:2222万円
従業員数:22名(インターン含む)
会社所在地:〒216-0003 神奈川県川崎市宮前区有馬1-19-8
興味を持ってくれた方は当団体のLINE@にご連絡ください!
今回インタビューした横山からの感想
TSUKURU株式会社さんの毛利さんに話を伺って、驚いたことは、こんなに自由な会社ってあるんだ!と思いました。
なんといっても、zoomしている向こう側はロシアでしたからね…(笑)
SDGsをビジネスとして展開されてる企業さんは、見たことがなかったので、大変興味深かったです。
フルリモートで日本に限らず、海外からの学生さんもいらっしゃるとのことで、東京じゃない地方の学生も必見の企業さんです!